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能登半島地震特集

水銀灯破片落下か 志賀原発・使用済み燃料プール

 北陸電力は27日、能登半島地震で、志賀原発(石川県志賀町)2号機の原子炉建屋内で水銀灯2個が落下し、破片の一部が使用済み燃料貯蔵プールなどに入った可能性があると発表した。このため北電はプール内を点検し、必要な場合は回収するという。

 また、2号機タービン建屋床面のコンクリート、1号機の配管モルタルの一部がはがれていたことも分かった。北電によると、安全上問題となる被害は確認されず、余震があるため引き続き点検作業を続ける。

 点検中の七尾大田火力発電所(七尾市)については1号機が同日午前10時10分に運転再開。2号機も点検を急いでいる。

 

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