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能登半島地震特集国指定文化財 計5件が被害 重文「武田家」も能登半島地震で、国の重要文化財「武田家住宅」(富山県高岡市)の壁がはく落するなど国指定文化財で計5件の被害が出ていることが26日、文化庁のまとめで分かった。 同庁によると、江戸時代の大規模民家である武田家住宅では、正面上部のしっくい壁が一部はく落。重要文化財の「瑞竜寺大茶堂」(同市)と「上時国家住宅」(石川県輪島市)はそれぞれ壁に亀裂が入り、登録有形文化財「南惣家住宅前蔵」(同市)では壁の一部が落下した。 国史跡「石動山」(石川県中能登町)では石垣が約10メートルにわたり崩落。このほか県指定文化財でも、「中谷家住宅」(同県能登町)の壁がはく落するなどの被害が出ているという。
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