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能登半島地震特集

余震187回、震度4も 「能登半島地震」と決定

 石川県輪島市などで最大で震度6強を観測した地震の発生から1夜明けた26日、現地では未明から朝にかけ震度4から1の余震が相次いだ。気象庁は同日、地震の名称を「能登半島地震」と決定、被災地では石川県警が倒壊家屋を撤去するなど本格的な復旧作業が始まった。

断水となり避難所で給水を受ける被災者=26日午前7時43分、石川県輪島市門前町

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 総務省消防庁の26日午前8時半現在のまとめでは、地震による死者は1人、けが人は193人。全半壊や一部損壊した家屋は計570棟に上った。

 気象庁によると、同日午前10時までの余震は187回。震度4の地震は午前7時16分ごろ発生、震源地は能登半島沖で震源の深さは約10キロ。マグニチュード(M)は4・2と推定される。各地の震度は、震度4が七尾田鶴浜、輪島門前、志賀富来領家、穴水(石川)など。

 気象庁は、今後3日以内にM5以上の余震が発生する確率は70%、M6以上は10%としている。M5の場合の最大震度は5弱、6の場合は6弱程度の恐れがある。

(共同)

 

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