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能登半島地震特集すし店準備中に犠牲 輪島の女性 中庭で灯籠下敷きに亡くなった輪島市鳳至町上町一四五、主婦宮腰喜代美さん(52)は夫の昇一さん(58)が経営する自宅兼すし店の開店を準備していて事故に遭った。
地震発生時、宮腰さんは、店の中庭で、すし用の米びつを干そうとしていて、崩れてきた高さ約二メートルの石灯籠(とうろう)の下敷きになった。宮腰さんは市立輪島病院に搬送されたが、胸部圧迫などのため間もなく死亡した。 昇一さんは「すぐに助け出して病院に収容したが、だめだった。当たり所が悪かったとしか言えない」と、肩を落としていた。
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