• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

全国

推計投票率53・66% 戦後2番目の低水準か

2017年10月23日 紙面から

写真

 衆院選小選挙区の投票率は、共同通信の二十三日午前二時現在の推計で53・66%となった。戦後最低だった前回二〇一四年衆院選(小選挙区52・66%、比例代表52・65%)から1ポイント程度上回る可能性があるが、戦後二番目に低い水準となる見通しだ。

 期日前投票者数は前回から大幅増の約二千百四十万人と過去最多になったが、二十二日に投票した有権者が減った。野党の乱立で安倍政権への批判票の受け皿が分散して有権者の関心が高まらなかったほか、超大型の台風21号により各地で荒天となったことが影響したとみられる。

 都道府県別の投票率(推定を含む)で最高は山形県の64・07%。以下は新潟県62・56%、山梨県60・70%と続いた。最低は徳島県の46・47%で、大阪府48・39%、兵庫県48・62%の順。

 推定投票率は、各都道府県選挙管理委員会の発表を基に独自に集計した。確定値とは異なる可能性がある。

主な政党の公約

新聞購読のご案内