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全国

期日前62%増の2137万人 過去最多、三重は2倍に

2017年10月23日 紙面から

 総務省は二十二日、衆院選の期日前投票(小選挙区)の最終投票者数が二千百三十七万八千三百八十七人で、前回二〇一四年衆院選から62・54%増加したとの速報値を発表した。有権者の20・10%が二十一日までに投票したことになる。過去最多だった〇九年衆院選の千三百九十八万四千八十五人を大幅に更新した。

 都道府県別で、増加率が最も大きかったのは三重県の107・21%で前回の二倍を超えた。次いで沖縄県の96・08%、高知県の89・60%。すべての都道府県で前回の人数を上回った。

 有権者に占める割合は秋田県が31・93%でトップ。沖縄県27・44%、大分県26・91%と続いた。最も低いのは大阪府の16・53%だった。

 総務省は「人が集まりやすい駅や商業施設で期日前投票所の設置が進んだことや、台風の影響を懸念した人が足を運んだことの結果ではないか」としている。同省は比例代表の結果はまとめていない。

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