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全国

衆院選、投票進む 深夜にも大勢判明

2017年10月22日 17時37分

 第48回衆院選は22日、全国で投票が進んだ。消費税増税や憲法改正のほか、森友、加計学園問題を踏まえた安倍晋三首相(自民党総裁)の政治姿勢を争点に、5年近く続いた「安倍政治」への信任が問われる選挙。公示直前に結成された希望の党と立憲民主党の消長も焦点となる。計465議席(小選挙区289、比例代表176)の大勢は同日深夜にも判明する見通しだ。

 総務省が発表した午後4時現在の投票率は全国平均で26・30%。前回の29・11%を2・81ポイント下回った。有権者の20・10%が期日前投票を済ませた。

 今回の選挙には、8政党などから計1180人が立候補した。投票は午後8時に終了し、台風21号の影響を受けた一部を除き、即日開票される。選挙権年齢が「18歳以上」へ引き下げられてから初の衆院選。「1票の格差」是正などに伴い、定数が10削減され戦後最少となった。

 選挙戦は政権継続を目指す自民、公明両党に、希望の党と日本維新の会のほか、共産、立憲民主、社民3党が対抗する「3極」の構図。首相は勝敗ラインを、公明党と合わせた与党過半数(233議席)に設定し、割り込めば退陣すると明言している。

 希望の党(代表・小池百合子東京都知事)と立憲民主党(代表・枝野幸男元官房長官)の競い合いも注目点となる。

 共産党や日本維新の会、社民党、日本のこころも議席拡大を目指す。

(共同)

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