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全国

小池氏「国会議員を共同代表に」 衆院選後の選出検討

2017年10月20日 紙面から

 希望の党代表の小池百合子東京都知事は十九日の記者会見で、衆院選後に自身が代表にとどまった上で、国会議員の中から共同代表を選ぶことを検討していると明らかにした。「私は国会議員の資格がないので、国会で代表者を置くことになる。選挙結果を見た上で、どのような形で執行部を形成するか検討したい」と話した。

 例として日本維新の会を挙げた。代表を松井一郎大阪府知事、共同代表を片山虎之助参院議員が務めていることに触れ、希望でも同様の役割分担を想定していると説明した。この後、小池氏は都庁内で記者団に、衆院選で希望の獲得議席が公示前勢力の五十七議席を下回った場合、代表を引責辞任するか問われ「まだ(判断するのは)早すぎる。今、勝ち抜くための努力を重ねているところだ」と答えた。希望は結党以来、幹事長や政調会長などの主要ポストが空席のままになっている。

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