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全国

比例名簿で混乱 新党など公示当日発表

2017年10月11日 紙面から

 希望の党や立憲民主党など新党を中心に十日、衆院選比例代表の名簿発表を巡って混乱があった。安倍晋三首相による突然の衆院解散に伴う新党結成で、準備不足が露呈した形だ。既成政党は公示日より前に発表するのが通例だが、慣れているはずの公明党も公示日当日にずれ込んだ。

 自民、共産、社民、日本のこころの各党は公示前日の九日までに比例順位を含めた名簿を発表。だが希望の党が発表したのは十日午前になってからだった。中央選挙管理会への届け出書類の一部に間違いが判明し、担当者は対応に追われた。同党関係者は「結党から日が浅く、事務局の態勢も整っていなかった」と釈明した。枝野幸男元官房長官が代表を務める立憲民主党の名簿順位が判明したのも十日午前。公明党の名簿発表も十日午前だった。

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