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全国

208選挙区で対決 3極対決の構図

2017年10月11日 紙面から

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 衆院選で二百八十九小選挙区の対決パターンを見ると、「自民、公明の与党」「希望の党、日本維新の会」「共産、立憲民主、社民の三党」の三極がいずれも一人以上の候補者を出して争う選挙区は二百八で、全体の約七割を占めた。三極で議席を争う構図が鮮明になった。

 希望と維新は、それぞれの地盤の東京と大阪で小選挙区候補の競合を避けた。

 「自・公」と「希・維」の対決は十選挙区、「自・公」と「共・立・社」の対決は五十選挙区だった。

 栃木2区や愛知7区などは自民党と無所属候補の一騎打ちとなった。希望、立憲民主のいずれにも行かずに無所属で出馬した民進党前職や、民進党を離党した前職が、それぞれ自民党候補と議席を争う。

 自民党は埼玉11区と山梨2区で、前職二人を無所属で立候補させた。岡山3区は前職と自民党系新人がそれぞれ無所属で立候補した。事前調整ができなかったためで、勝った場合に追加公認される予定だ。

 千葉2区では自民、希望、維新、共産、立憲民主の五党が、それぞれ候補を擁立した。  

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