全国
2017年10月10日 紙面から
無所属で立候補した前原誠司民進党代表は十日午前、長崎市内で第一声を上げた。安倍晋三首相による臨時国会冒頭での衆院解散を巡り「森友、加計学園問題を国会で追及されたくない責任逃れ解散だ。身勝手な安倍政権を続けさせると日本のためにならない」と訴えた。希望の党公認候補の応援で長崎市を訪れた。
民進党の希望への合流に関し「安倍政権を倒すためだ。われわれが一つにまとまり、自民党に代わって安心して過ごせる社会を、しっかりつくっていく」と強調した。
前原氏は合流を決定した際、代表として党に残留し、無所属で出馬すると表明していた。
民進党の前原誠司代表は十日、希望の党代表の小池百合子東京都知事と都内で九日に会談し、衆院選後の首相指名選挙の対応を小池氏に一任したことを明らかにした。「選挙後の首相指名は小池氏に判断していただく」と述べた。遊説先の長崎市で記者団の質問に答えた。