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若年層は首相続投支持 世論調査

2017年10月2日 紙面から

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 共同通信社の第二回衆院選トレンド調査で、安倍晋三首相と新党「希望の党」の小池百合子代表の、どちらが首相にふさわしいか聞いたところ、首相続投を支持した回答は男性や若年層で多く、小池氏は中年層の女性で人気が目立った。

 男性で安倍氏が首相にふさわしいと答えたのは51・6%で、小池氏の30・6%を21・0ポイント上回った。安倍氏は女性でも40・7%と小池氏の35・1%を上回ったものの、差は5・6ポイントまで縮んだ。

 年代別では、安倍氏を選んだのは若年層(三十代以下)が57・4%と最も高かった。次いで中年層(四十〜五十代)が43・5%、高年層(六十代以上)の39・8%の順だった。小池氏と回答したのは中年層が最も高く36・9%。若年層は32・0%、高年層は30・5%だった。中年層の女性でみると、小池氏との回答が39・3%と安倍氏の34・5%を上回った。

 比例代表で自民党に投票するとした人のうち、安倍氏としたのは91・3%。希望の党に投票するとした人で小池氏としたのは72・3%だった。

 ▽調査の方法=コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法。第2回調査は全国の有権者を対象に9月30、10月1の両日に実施した。実際に有権者がいる世帯にかかったのは893件、うち611人から回答を得た。携帯電話は、電話がかかったのは1312件、うち608人から回答を得た。

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