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ブームで未来つくれぬ 首相、希望と民進を批判

2017年9月30日 紙面から

 安倍晋三首相は二十九日、埼玉県川口市で街頭演説した。首相は、小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」に民進党が事実上合流する動きについて「日本の未来をつくるのはブームではない。堅実な政策だ」とあらためて批判。「日本を守り抜くのは私たち自公連立政権だ」と強調した。

 首相は、小池氏らを念頭に「一九九〇年代の新党ブームは、政治の混乱と経済の低迷を生んだ。民主党(政権)では企業がどんどん海外に出て行った」と指摘した。

 消費税率を10%に引き上げた場合、増収分の使い道を変え、幼児教育無償化などに振り分ける公約については「子どもたちの未来に投資する。全世代型の社会保障制度に思い切って改革していく」と強調した。

主な政党の公約

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