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新潟5区に前魚沼市長を擁立 民進、社民方針

2017年9月24日 紙面から

 次期衆院選の新潟5区を巡り、民進、社民両党と連合の県組織は二十三日、前新潟県魚沼市長の大平悦子氏(60)を無所属で擁立する方針を決めた。今後、野党統一候補として、共産党や自由党との連携を目指す。

 大平氏は魚沼市出身。市議を経て、二〇〇八年に魚沼市長選に初当選し、二期務めた。

 新潟市で開かれた会合で、民進党県連の鷲尾英一郎代表は、大平氏が原発問題に慎重な姿勢を示してきたと指摘。「原発やエネルギー政策で一緒に戦える候補だ。地元出身であることも大きい」と強調した。

 新潟5区を巡っては、自民党の地元支部が前県知事の泉田裕彦氏(55)の擁立を決定。新人西沢博氏(37)が出馬する共産党は野党共闘に前向きな姿勢を示している。政治団体「幸福実現党」の新人笠原麗香氏(25)も立候補を予定している。

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