社民党富山県連は二十六日、富山市内で常任幹事会を開き、衆院選富山２区に、同県平和運動センター議長の山崎彰氏（６７）＝同県南砺市広谷＝を公認候補として擁立することを決めた。比例北陸信越ブロックと併せて重複立候補する。

　山崎氏は、県立大谷技術短大（現県立大）農業機械科を卒業。一九七〇年から二〇一〇年まで、北陸農政局職員として勤務した。〇三年から同センターの議長を務めている。

　山崎氏は取材に「このままでいたら戦争ができる国になってしまう」と危機感を募らせ、「若者に未来を与えるように頑張りたい。世の中を変えたい」と意気込みを語った。二十七日に富山市内で出馬表明する。

　富山２区では、自民現職の宮腰光寛氏（６６）が立候補する意向を固めている。

　（山中正義）