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富山

次期衆院選へ 社民県連結束 富山で定期大会

2017年6月4日 紙面から

国政の近況や次期衆院選などについて語る又市征治参院議員=富山市下新町で

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 社民党県連の定期大会が三日、富山市下新町の「自治労とやま会館」で開かれた。参院で審議中の共謀罪の趣旨を含んだ組織犯罪処罰法改正案の採決阻止や、次期衆院選への決意などを党員ら約百人で共有した。

 党幹事長で県連代表の又市征治参院議員は、国政の近況を説明し、次期衆院選については、七月の東京都議選後の「秋口が考えられる」と指摘。県連は野党四党ですみ分けをして富山2区での候補者擁立を目指しており、「お盆ぐらいまでには候補者を決めないと選挙には間に合わない」と語った。安倍政権が憲法改正に向けて動く中で「正念場の選挙」と位置付け、「相手(改憲勢力)に三分の二の議席を与えてはいけない」と力強く訴えた。 (山中正義)

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