静岡
2017年10月25日 紙面から
静岡市の田辺信宏市長は二十四日の定例会見で、衆院選で新党の希望の党が伸び悩んだことに触れ、「政治家の言葉の選び方は大事。得意の絶頂のときこそ、言動には気を付けないといけない」と述べた。
民進党の合流を巡り、希望の小池百合子代表が「排除する」と発言し、勢いが急速に失速した。田辺市長は「政策の一致する集団をつくろうとしたのは理屈の上では正しい」としつつも「人間は理屈だけで動かない。『大同団結し一緒にやろう』という度量の広さがあったら、違った結果になっていただろう」と指摘した。
(沢井秀之)