民進党の公認予定だった候補者が希望の党、立憲民主党、無所属に分かれて自民党に挑んだ静岡県内。政権交代を目指した希望は、県内でも安倍政権への批判票の受け皿になれなかった。県内の全八小選挙区で勝利したのは二人だけ。一方、全国的に躍進した立憲民主は、県内で擁立した二人が小選挙区で敗れたものの、比例東海ブロックで復活当選。護憲勢力が踏みとどまった。

　これまでの安倍政権の取り組みを承認頂けるかが大切な争点だった。選挙では教育支援などの政策をしっかり訴えてきた。六期目の役割をしっかり果たせるよう、皆さまの声に耳を傾けていく。内外ともに困難が山積している。二〇二〇年までの三年間が重要になる。強いリーダーシップで北朝鮮の問題や社会保障の充実に取り組みたい。（静岡市葵区の選挙事務所で）

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　現役閣僚として多忙の中、インターネット電話「スカイプ」を導入した演説会を開くなどした。公明や農協など推薦団体からの支持をしっかりまとめた。