静岡７区の自民前職城内実さん（５２）は、当確が報じられると、待機していた浜松市北区の選挙事務所で支援者と万歳。凧（たこ）揚げ会の若衆の肩に乗り、勇壮なラッパに合わせて渡されたタイを何度も頭上に突き上げ、五選の喜びをかみしめた。

　希望と立憲民主の新人が相次ぎ国替え出馬し、四人の戦いに。城内さんは「（国会議員の）バッジのために政党や選挙区を替えるなんて私には考えられない」と批判し、北朝鮮問題や地域振興で「自公連立の安定政権が必要」と訴えた。

　五期目を「会社でいえば役員の手前」と例え、「東京では皆さんの代弁者として主役を張りたい。中小企業対策や農林水産業の振興に取り組んでいく」と強調した。