静岡
2017年10月17日 紙面から
保育士の処遇改善を望みます。幼児教育無償化が選挙の争点に掲げられていますが、保育現場が圧迫されている現実が見逃されていると思います。
そもそも、保育士の給与が低すぎるから保育士の数が足りなくなります。幼児教育が無償化されても、待機児童が減る訳ではありません。保育現場の整備にも目を向けて、預ける側と預けられる側の支援を並行してほしいです。
また、男性も子育てに参加できるような政策を求めます。男性は育休を取りづらい現状があります。それは「育児は女性がするもの」という考え方や、厳しい労働環境も関係あると思います。そういった点を改善していけば、出生率の減少を抑えることにつながるんじゃないでしょうか。
(松島京太)