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静岡

選ぶ秋<2> 独自色 身を包み 握手して

2017年10月14日 紙面から

淡く色づき始めたイチョウの木々の下で、候補を激励する支持者ら=静岡市で

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 日中の暑さは夏を思わせても、朝夕は肌寒く感じる秋。候補の出陣式会場になった公園は、取り囲むように植えられたイチョウが淡く色づき、日差しを浴びると黄金色に輝く。

 候補がテーマカラーに選んだピンクの鉢巻きを巻いて、支持者たちが公園を埋め尽くす。陣営によると、統一感を出すため、集会の時などに身に着けてもらっている。同じくピンクのスーツに身を包んだ候補が、チョウのように支持者の間を握手して回る。

 一帯を華やかに彩った青い空、イチョウ並木に響く声で候補は訴えた。「地域の大切な声を国会に届ける姿勢を貫いていく」。決意を聞いた人たちは願う。木々の色づく季節に「当選」のサクラを咲かせたい。

(写真・文 川戸賢一)

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