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静岡

6区立候補予定の3氏 沼津で公開討論会

2017年10月7日 紙面から

 衆院選の静岡6区の立候補予定者による公開討論会が六日夜、沼津市御幸町の市民文化センターで開かれた。希望前職の渡辺周氏(55)、自民前職の勝俣孝明氏(41)、共産新人の内田豊氏(63)が出席し、地域創生や憲法改正などのテーマで意見を交わした。

 伊豆地域の人口減少対策では、渡辺氏が「日本一いじめのない地域になれば、全国からいじめに悩む親子が移住する」と主張。勝俣氏は「子育て世代へのアピールで、ICT(情報通信技術)を活用したきめ細かい教育が求められる」、内田氏は「地域に根差す産業を育て、仕事を生み出さねば」と述べた。

 憲法改正については、内田氏が「九条のおかげで日本は他国から攻撃を受けてない。憲法に基づく政治が大事」と主張。一方で勝俣氏は「自衛隊のあり方を議論して憲法に明示するべきだ」と訴え、渡辺氏は「自衛隊の存在を盛り込むなら『専守防衛』の文言も必要」と語った。

 三氏はこのほか、消費増税やエネルギー問題などで持論を展開した。討論会は沼津青年会議所(JC)が主催した。

(杉原雄介)

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