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静岡

5区立候補予定の3氏 裾野で公開討論会

2017年10月7日 紙面から

 衆院選(十日公示、二十二日投開票)の静岡5区の立候補予定者による公開討論会が六日夜、裾野市石脇の市民文化センターであった。自民元職の吉川赳氏(35)、希望前職の細野豪志氏(46)、共産新人の井口昌彦氏(63)が出席し、日本経済や憲法などについて論戦を行った。

 消費税を10%に上げることについて、吉川氏は賛成の立場から「経済成長、歳出適正化、増税の順で行えば、財政再建が可能になる」と主張。井口氏は反対の立場から「大企業などの優遇をやめ、軍事費などの浪費をなくせば財源は確保できる」と述べた。

 細野氏も「いったん凍結し、国会議員の定数減などによる歳出削減を行い、企業の内部留保など『凍ったお金』に課税を」と述べた。

 三氏はこのほか、外交・北朝鮮問題や、社会保障制度についても意見を交わした。討論会は裾野青年会議所(JC)が主催した。

(佐久間博康、前田朋子)

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