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静岡

2区立候補予定の3氏 焼津で公開討論会

2017年10月5日 紙面から

 衆院選(十日公示、二十二日投開票)の静岡2区の立候補予定者による公開討論会が四日夜、焼津市三ケ名の焼津文化会館大ホールで開かれた。自民前職の井林辰憲氏(41)、希望新人松尾勉氏(33)、共産新人の四ツ谷恵氏(64)が出席し、さまざまなテーマで持論を展開した。

 このうち、これまでの日本経済や経済政策について、井林氏は「成果もあったが地域に恩恵が来ていない現実もある。もう一度、地域経済の活性化をしていきたい」とし、松尾氏は「人、モノ、金が東京ばかりではなく地方にやってくる仕組みが必要だ。アベノミクスの次の一手を」と主張。四ツ谷氏は「アベノミクスは一部の大株主が大もうけしただけで、私たちに恩恵は回ってこなかった。破綻している」と述べた。

 このほか、憲法や外交・安全保障政策、子育て・教育をテーマに議論が交わされた。討論会は焼津、島田、藤枝、榛南の四青年会議所(JC)が主催した。

(古池康司)

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