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静岡

1区の小池氏 維新を離党、希望から出馬へ

2017年10月2日 紙面から

 二十二日投開票の衆院選で、静岡1区から日本維新の会公認で出馬する予定だった小池政就(まさなり)氏が一日、希望の党から立候補する意向を明らかにした。既に維新に離党届を提出し受理されたという。静岡市葵区の事務所で報道陣の取材に応じた小池氏は「細野(豪志、静岡5区)さんと(希望の党からの出馬で)お互いに合意した」と語った。

 小池氏によると、九月二十八日に東京都内で細野氏と会談し、希望からの出馬に合意。翌日に維新に離党届を提出した。希望の党代表の小池百合子東京都知事らが九月三十日に希望と維新の連携を表明しており「(両党は)政策や理念を共有している。その実現を第一に考えたい」と述べた。

 1区では、民進党の公認を得ていた新人の福村隆氏も希望の党の公認を申請中。福村氏は本紙の取材に「まだ(小池さんに)希望の党としての公認決定が出たわけではない。1区で公認をいただき、選挙を戦いたい思いに変わりはない」と述べた。1区はほかに、自民党前職の上川陽子氏、共産党新人の鈴木千佳氏、無所属新人の青山雅幸氏も立候補を予定している。

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