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静岡

民進県連・榛葉会長 「希望」公認目指す

2017年10月2日 紙面から

 細野豪志前衆院議員=静岡5区=らの新党「希望の党」への合流を巡り混迷している民進党の静岡県連は二日午前、十日公示、二十二日投開票の衆院選への対応を協議するため、静岡市葵区の党県連事務所で常任幹事会を開いた。役員以外の地方議員にも参加を呼び掛け、次期衆院選の立候補予定者を含む二十人余が参加した。

 榛葉賀津也会長は冒頭のあいさつで「今の安倍内閣の暴走にブレーキをかける。1から8(区)まで、すべての仲間が当選できるように一致結束して小異を捨てて大同について、仲間の皆さんと勝ち抜いて参りたい」と述べ、民進党が公認を出していた立候補予定者は希望の党公認での出馬を目指すという党本部の方針をあらためて説明した。

 県内では、細野氏が出馬を予定する5区と2、4区で希望の党の公認候補者が固まり、1区で日本維新の会を離党した小池政就氏、3区で元職で磐田市長を務めた鈴木望氏が希望の党から出馬する方向。1、3、6、8区から民進党公認での出馬を予定していた四人はいずれも希望の党からの出馬を望んでいるが、立候補予定者が重なる選挙区もあり、調整が注目されている。

(衆院選取材班)

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