十月二十二日投開票の衆院選に向け、静岡県内では八つの小選挙区に二十八日現在で前職十人と新人十二人、元職三人の計二十五人が立候補の準備を進める。自民党と民進党が議席を占有してきた小選挙区の構図が、民進党が「希望の党」に事実上合流する展開となり、野党候補がまとまって自民に対抗できるかが焦点となる。

　立候補予定者の政党別は自民八人、共産七人、維新一人、無所属一人。希望は民進を離党した三人が出馬を決めている。このほか民進公認だった五人が希望からの出馬に関心を示している。

　８区では解散時点で三人が立候補を予定し、五人が立候補を予定する１区は激戦が予想される。