学内に衆院選の期日前投票所が設置される草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスで十日、学生団体や市選管の職員らが、投票を呼び掛ける啓発活動をした。

　期日前投票所が学内に設けられることや、住民票が市内になくても不在者投票できることなどが書かれたチラシを大学側が作成。同キャンパスに通う学生八人らが、昼休み中に配った。

　団体代表で経済学部三年の勝谷健士郎さん（２１）は、「数年後の未来を決める選挙なので、学生にも投票してもらいたい」と話した。団体は選挙期間中、学内にブースを設け、選挙の仕組みなどを解説するという。

　県内の大学では立命館大のほか、県立大（彦根市）でも期日前投票所が設置される。

　（鈴木啓紀）