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滋賀

「国政、ほっとけない」「働き方改革を推進」 滋賀1区、第一声

2017年10月10日 紙面から

 滋賀1区は文部科学相などを歴任した民進の川端達夫さんが引退し、地盤を引き継いだ前滋賀県知事の無所属新人嘉田由紀子さんと、自民前職大岡敏孝さん、社民新人小坂淑子さんの三人が争う。

 三人とも大津市で第一声。嘉田さんは二期八年務めた知事の実績をアピールし、「財政再建、子育て支援、環境政策の滋賀モデルを国政で実現する」と声を張り上げた。「今の国政、ほっとけない。安倍政権には終わっていただく。川端さんが守ってきた非自民の議席を守りたい」と訴えた。

 大岡さんは国道整備や年金制度の改善など与党の実績を強調。「自公政権の五年間で国民の給料が五兆円増えた。働き方改革を進め、生産性を上げつつ、正社員を増やす好循環をつくり出す」と述べた。森友・加計(かけ)学園問題にも触れ、「きちんと説明し、こつこつ真面目に仕事をしていく」と理解を求めた。

 小坂さんは「安倍首相には一刻も早く退陣してもらわないといけない」。希望の党を念頭に置いたのか、「私たちは真の野党だ」と訴えた。

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