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滋賀

嘉田前知事が1区から出馬の意向 希望に公認申請へ

2017年9月30日 紙面から

 前滋賀県知事の嘉田由紀子氏(67)が、衆院選で滋賀1区から立候補する意向を固めたことが分かった。周囲に意向を伝えており、現職のびわこ成蹊スポーツ大学長も辞職する。希望の党に公認を申請する見通し。

 滋賀1区では民進党の川端達夫・前衆院副議長(72)が引退を表明し、民進党が後継候補の選定を進めていた。嘉田氏は二十九日、本紙の取材に「今は答えられるタイミングではない」と述べた。

 嘉田氏は京都精華大教授などを経て、二〇〇六年の知事選で初当選し、二期務めた。県内の新幹線新駅計画の中止を実現したほか、ダム事業見直しを行うなどして注目を集めた。一二年の衆院選では「卒原発」を掲げて国政政党「日本未来の党」を旗揚げ。自身は立候補しなかったものの、党首として衆院選に挑んだ。

 滋賀1区では、自民前職の大岡敏孝氏(45)、共産新人の斉藤幸子氏(60)も立候補を表明している。

主な政党の公約

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