滋賀
2017年9月22日 朝刊
川端達夫氏 |
民進党の川端達夫衆院副議長(72)=比例近畿=は二十一日、大津市内で会見し、次期衆院選に立候補せず、政界を引退する意向を明らかにした。川端氏は理由を「気力や体力、能力、知力に限界を感じた」と述べた。
東レ労組滋賀支部長などを経て、一九八六年に旧民社党から立候補して初当選し、現在十期目。旧民主党で幹事長や副代表を務めた。民主党政権時には文部科学相や総務相を歴任した。
二〇一四年の総選挙では滋賀1区で敗れたが、比例で復活当選。同年十二月に衆院副議長に就任し、天皇陛下の退位特例法の成立に向けた与野党協議の取りまとめに尽力した。