衆院選は二十二日投開票され、県内五つの選挙区で自民は４区の後藤茂之さんと５区の宮下一郎さんの前職二人が当選したが、２区で前職の務台俊介さんが敗れて比例復活に回り、前回選より一つ少ない二勝にとどまった。２区では希望の元職下条みつさんが勝利し、五年ぶりの議員復帰を果たした。希望は３区で前職の井出庸生さんが三選し二勝。残る１区は無所属前職の篠原孝さんが勝利した。

　自民は比例北陸信越ブロックの新潟県で公認候補が相次ぎ落選したあおりを受け、自民前職で小選挙区で落選した１区の小松裕さんと３区の木内均さんは比例復活もならず、自民の県内衆院勢力は五人から三人に後退した。

　比例の県内関係候補では、公明が一議席を確保して新人の太田昌孝さんが当選した。共産は前回と同じ一議席で、前職の藤野保史さんが議席を守った。維新と社民は議席を獲得できなかった。