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長野

5選挙区に18人届け出 前職7人、元職2、新人9人

2017年10月11日 紙面から

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 衆院選は十日公示され、県内の五選挙区に計十八人が立候補を届け出た。安倍政権の五年間の是非が問われる選挙は、与党の自民と公明、希望の党と日本維新の会、野党共闘する共産、社民、無所属候補の大きく三勢力の争いとなる。十二日間の選挙戦で、改憲や消費増税を巡って論戦が交わされる。

 県内の選挙区には自民、希望、共産、維新、社民各党の公認で計十四人が立候補した。他は無所属が二人、諸派が二人。前回選は二人が比例で復活当選したため、小選挙区で当選した五人と合わせて前職は七人。ここに元職二人と新人九人が挑む。

 <1区> 前回は旧民主党で議席を守った前職篠原孝さんが無所属で立候補し、比例復活だった自民前職小松裕さん、維新新人橋本将之さんが争う。他に諸派新人駒村幸成さんも立候補した。

 <2区> 第三極の希望と維新の競合区になった。自民前職の務台俊介さんが三選を目指し、民進から希望に合流した元職下条みつさんと維新新人手塚大輔さん、共産が支援する社民新人の中川博司さんが挑む。

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 <3区> 候補者調整で民進から希望に移った前職井出庸生さんと、前回選で比例復活だった自民前職木内均さんがそれぞれ三期目の議席を狙う。共産新人の小金沢由佳さん、諸派新人及川幸久さんも立候補した。

 <4区> 六選を目指す自民前職後藤茂之さん、候補者調整で3区から移った希望元職寺島義幸さん、共産新人で社民の支援を受ける毛利栄子さんが争う。

 <5区> 自民前職宮下一郎さんが五選を目指す。民進から希望に移った新人中嶋康介さんと無所属新人で共産、社民が推薦する曽我逸郎さんが挑む。

 (衆院選取材班)

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