長野
2017年10月8日 紙面から
衆院選での野党共闘を呼び掛ける中信地域の四つの市民団体が七日、松本市内で会合を開き、社民が長野2区で擁立した新人の中川博司氏(59)を推すことを決めた。
この市民団体は「本気で止める戦争!松本アクション」「いのちと未来を考える安曇野の会」「野党共闘をさらに進める大北地区懇談会」「希望・長野ネット」。
この四団体は「安倍政権での憲法改定阻止」「安全保障法制と特定秘密保護法、改正組織犯罪処罰法の廃止」など三項目に賛同する統一候補擁立を目指してきた。民進党の元職下条みつ氏(61)を統一候補にしようと模索したが、安保法制と憲法改正を容認する希望の党に合流することになり、新たに立候補を決めた中川氏を選んだ。
中心となっている松本猛さんは「(野党共闘の民進党候補が勝利した)前回の参院選のような盛り上がりを作りたい」と語った。