衆院選で、長野３区から転出し長野４区から出馬予定の元職寺島義幸氏（６４）が五日、岡谷市で会見し、希望の党公認での出馬を正式表明した。

　寺島氏は「出馬は悩んだが、羽田孜さんの志をしっかり受け継ぎたいと考え、決心した。長野４区の人たちのために、希望の党をしっかり形にするために頑張りたい」と語った。中小企業支援による雇用創出などで地域経済の発展を目指すことも訴えた。

　希望の党との政策協定について触れ、憲法改正は「議論は必要」とし、九条には「立憲主義の立場から当面そのままで構わない」と述べた。外国人の参政権問題について「サインはしたが議論が必要と考えている」と述べた。