長野
2017年9月26日 紙面から
十月に予定される衆院選について二十五日、中信地域の市長から定例会見で発言が相次ぎ、大町市の牛越徹市長は「国民にも唐突感が否めないのではないか。政治的な空白が生じることが心配」、塩尻市の小口利幸市長は「大義が見えない」との受け止めをそれぞれ示した。
牛越市長は「北朝鮮による(弾道ミサイル発射の)危機感が高まっている」と強調し、森友学園や加計学園の問題などを念頭に「先に閉幕した国会でも、さまざまな政治問題が解明の道半ばという印象もある」と指摘。
小口市長も「ついこの間、内閣改造をしたばかりで、その内閣が何の仕事をしたのかなというのが実感」と述べた。
(林啓太、一ノ瀬千広)