• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

長野

民進、共産で統一候補を 2区、中信の市民ら要望へ

2017年9月24日 紙面から

 衆院選長野2区に含まれる中信地域で活動する四つの市民団体が二十三日、松本市内で記者会見し、十月二十二日の投開票が有力となっている衆院選で、民進党と共産党が長野2区で統一候補を擁立するよう呼び掛けると発表した。二十八日に両党の責任者と面会し、直接要望する。

 会見したのは、松本市の「本気で止める戦争!松本アクション」と、安曇野市の「いのちと未来を考える安曇野の会」、大北地域の「野党共闘をさらに進める大北地区懇談会」、県内各地で活動する「希望・長野ネット」で、いずれも安全保障法制や「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法に反対している。

 統一候補に求める政策には、「安倍政権での憲法改定の阻止」「安全保障法制と特定秘密保護法、改正組織犯罪処罰法の廃止」「生活者、働く者本位の経済、社会政策」の三つを求めた。

 松本アクションの呼び掛け人の松本猛・安曇野ちひろ美術館常任顧問は、「県内での野党共闘は全国的に大きな影響を与えられる」と述べた。

 (川添智史)

主な政党の公約

新聞購読のご案内