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長野

民進県連、4区の擁立急ぐ 定期大会で方針

2017年6月13日 紙面から

 民進党県連は十一日、長野市内のホテルで本年度の定期大会を開き、副幹事長の下沢順一郎県議(松本市)を幹事長に選任した。次期衆院選に向けて選挙対策本部を設置。衆院長野4区の候補者擁立などを急ぐ方針を確認した。

 羽田雄一郎代表は再任。旧民主党時代の二〇〇七年から幹事長を務めた倉田竜彦前県議(長野市)は副代表に就いた。

 羽田代表は「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法改正案や学校法人「加計学園」の獣医学部設置などを巡る問題で「安倍政権は隠蔽(いんぺい)工作ばかり。国民に向き合っていない」と批判。「次期衆院選で政権の横暴を許さない政治勢力にしなければならない」と呼び掛け、態勢づくりを急ぐ考えを示した。

 衆院選では、他の野党や市民グループなどとの連携も目指す方針。県議選など一九年春の次回統一地方選に向けては、候補者擁立委員会を設置して人材発掘を進める。

 大会には阿部守一知事、加藤久雄長野市長らも出席した。

 (今井智文)

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