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三重

比例、自民首位33・3% 候補いない立民が第2党

2017年10月24日 紙面から

 比例代表の開票結果もまとまった。県内での得票率は、自民が33・3%でトップ。県内に候補を立てなかった立憲民主が23・8%で第二党となり、希望16・3%、公明13・5%、共産6・4%、維新4・6%と続いた。自公の得票率は46・8%だった。

 四県からなる東海ブロック全体での得票と比較すると、立憲民主は県内が約2ポイント高い一方、希望は5ポイント低い。公明も東海全体より2ポイント近く高かった。

 選挙区別では、自民は全選挙区で32〜34%の得票を集め第一党。公明は2、4区で14%を集めたが、3区は11%にとどまった。自民は二〇一四年の前回より2ポイント以上上昇し、公明は1ポイント下がった。

 立憲民主は岡田克也さんが圧勝した3区で27%の得票があり、1区24%、2区23%、4区20%。希望は候補を擁立した4区で19%を獲得し、他は14〜16%だった。県全体では立憲民主と希望を合わせると40%に上り、前回の民主党(現民進党)の25%と比較すると大きく上昇した。

 共産は前回より2ポイント下落、維新は10ポイント近く減らし野党再編のあおりを受けた。

 (森耕一)

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