三重
2017年10月12日 紙面から
衆院選(二十二日投開票)の期日前投票が十一日、県内二十九市町で始まった。投票所により時間は違うが、二十一日まで毎日午前八時半〜午後八時に投票できる所が多い。
津市役所では、有権者に郵送される投票所入場券をまだ受け取っていない有権者も次々と訪れ、宣誓書に署名して投票を済ませていた。
投開票日は外出するため訪れたという同市片田新町の松藤明さん(71)は「北朝鮮の問題もあるが、福祉や生活の政策をきちんとしてほしい。今の政治を変えてほしいと考えて入れた」と話していた。
今回の衆院選では、昨年の参院選より四カ所増やし、合計九十一カ所の期日前投票所を設ける。志摩高校や水産高校(いずれも志摩市)、三重大、四日市大、商業施設などでは、期間を限定した特設の投票所も設ける。
前回の二〇一四年は、投票総数の約21%に当たる十七万七千百六十七人が期日前投票を利用した。県選管によると制度の周知が進み、〇三年の制度導入以降、増加傾向にある。
(松崎晃子)