三重
2017年10月6日 紙面から
自民前職の川崎二郎氏と、民進前職で無所属を選んだ中川正春氏の閣僚経験者同士の一騎打ちとなる。
川崎氏は当選十一回で厚労相、運輸相などを歴任。伊賀地区で祖父から三代約百年にわたり衆院議員を務める。津市と伊賀、名張市の旧1区だったが、伊賀地区は区割り変更で2区へ。鈴鹿市など大票田に挑むため複数事務所を構え、企業回りなどでインフラ整備の実績を訴える。
中川氏は民主党逆風時も含め旧2区で連続七回当選し、政権時は文部科学相も務めた。解散直後に希望の党への参加を表明したが政策に反発し無所属に。安保法制反対や外国人参政権実現などリベラルな政策を掲げる。川崎氏と逆に伊賀地区が初挑戦で街頭活動で知名度向上に努める。