• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

三重

民進前職2氏が無所属決断 岡田氏「うれしい」

2017年10月5日 紙面から

 三重3区から無所属で出馬する民進党元代表の岡田克也氏は四日、自身と同じく無所属出馬を選んだ、いずれも民進前職の1区松田直久氏と2区中川正春氏の決断を「うれしい。一緒に力を合わせて戦いたい」と歓迎した。四日市市で報道各社の取材に応じた。

 岡田氏は両氏への支援について「(二人の決断に)非常に責任を感じる。しっかり応援したい」と語った。今後、具体的な協力態勢を詰める。一方、希望の党の公認を得た4区の民進元職藤田大助氏については「誰を応援し誰を応援しないということは言わない」と述べた。

 自身が無所属を決めた理由の一つとして「(代表の小池百合子氏と)理念や政策面で違いがある」ことを改めて強調。民進の一部が希望の公認を得られない状況に懸念を示し「民進出身者は約二百十人いて、私が代表時代に選んだ人がほとんど。うち七十人くらいが行き場を失っており、責任を感じなければいけない」と話した。

 選挙戦では「党派を問わず応援したいと思う」とし、全国の民進出身候補の支援に回る考えを示した。

 (曽田晋太郎)

主な政党の公約

新聞購読のご案内