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三重

候補者説明会に13陣営が出席

2017年10月3日 紙面から

 十日公示、二十二日投開票の衆院選に向け、県内小選挙区の立候補予定者説明会が二日、津市栄町の県勤労者福祉会館であった。県内四選挙区ですでに出馬を表明している十三陣営の関係者が出席した。ただ、希望の党への合流で揺れる民進党関係者は、出馬時の政党がはっきりしないままの複雑な心境で臨むことになった。

 民進前職の陣営は説明会の受け付け名簿に、所属政党を「未定」と記入するか白紙とした。無所属と政党からの出馬では届け出書類が異なるため、どちらの場合にも対応できるように書類を持ち帰った陣営もあった。 

 放送局の担当者は、希望の党を念頭に、政見放送の収録テープの提出が遅くなった場合の対応を説明した。

 県選管は取材に「どの政党に所属するか無所属かは、立候補までに決まっていれば問題ない」と話した。

 出席者の内訳は前職が七陣営、新人五陣営、元職一陣営。自民、共産は全選挙区で一陣営ずつ出席した。立候補届け出書類に不備がないかなどをチェックする事前審査は五、六の両日、県庁である。

 (吉川翔大)

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