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三重

伊勢市の2選挙、前倒し検討 衆院選と同日投開票に

2017年9月23日 紙面から

 伊勢市選管は、十月二十九日だった市長選と市議選の投開票を、一週間早める検討を始めた。同二十二日が有力視される衆院選の投開票に合わせるため。県南部では既に二市二町の五つの選挙が二十二日投開票で、さらに選挙が集中する可能性が出てきた。

 伊勢市選管によると、市長選、市議選とも投開票日を前倒ししても、任期満了までの期間が公職選挙法の規定に違反しない。市長選と市議選、衆院選のトリプル選挙にすることは、選管の作業が集中し負担が大きくなる半面、有権者が一度に投票でき投票率向上が期待できるメリットもあるという。

 一方、市選管は十月二十九日投開票の日付を入れたポスターなどを用意してきたため、前倒しとなれば再発注が必要に。担当者は「前倒しが本当に可能か確認を急いでいる」と話す。九月二十九日の市選管臨時会で最終的に前倒しするか決める予定。

 (大島康介)

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