• 中日新聞ウェブ
  • 中日新聞プラス

三重

公明・中川氏が比例出馬へ 「東海ブロックで3議席」

2017年9月21日 紙面から

 公明党県本部代表の中川康洋衆院議員(比例東海)は二十日県庁で会見し、来月実施される見通しの次期衆院選に比例で出馬して県内を中心に活動することを表明した。県内小選挙区では「ともに政権運営をしてきた実績がある」として自民候補を推薦する方針を明らかにした。

 中川氏は「選挙では経済再生や、北朝鮮の脅威に対する安保政策のために安定した政権が必要だと訴えたい」と説明。中川氏は前回、公明の比例三位で、今回も「比例東海ブロックで三議席確保を目指す」と強調した。

 解散が安倍晋三首相による加計・森友問題隠しと批判されていることには「選挙後さらに議論を重ねればいい」と反論。「解散とタイミングは総理の専権事項で、各党がどう対応するかが重要だ」と述べた。

 公明党は前回の衆院選で、自民現職の田村憲久(新1区)、川崎二郎(新2区)、三ツ矢憲生(新4区)の三氏を推薦した。中川氏は前回は推薦を見送った新3区の島田佳和氏を含めて推薦するかは「解散してから党本部と議論したい」と述べた。

 (森耕一)

主な政党の公約

新聞購読のご案内