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三重

県内有権者151万2771人 一票の格差は1.33倍に改善

2017年9月5日 紙面から

 県選管は四日、県内の一日現在の選挙人名簿登録者数を百五十一万二千七百七十一人と発表した。衆議院の小選挙区が五から四に減る新区割りの施行後初めての発表で、県内の選挙区間の一票の格差は一・四四倍から一・三三倍に改善した。

 選挙人は前回から二千五百四十九人減少。女性が男性より約四万八千人多かった。市町別では四日市市など北勢地区の二市四町のみ増え、他は減少した。

 衆院小選挙区別では、県北端の3区が最多の四十一万五千九百九十八人、2区もほぼ同数の四十一万五千四百二十九人。1区が三十六万七千六百四十人、南部4区が最少の三十一万三千七百四人となった。四選挙区は北から南に順に有権者数は少なくなっている。

 次期衆院選注目区の新2区の内訳は、旧2区の鈴鹿、亀山、四日市市から約二十七万二千人、旧1区の伊賀、名張市から約十四万三千人で、旧2区からの有権者が二倍近い。津市、松阪市からなる新1区では、津市の有権者が松阪市より約九万四千人多くなった。

 県選管は選挙区変更を知らせるポスターやちらしを作り、広報を始めた。特に市内で2、3区の境界線の位置が変わる四日市市向けには詳細なちらしを作り、重点的に配布することにしている。

 (森耕一)

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