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石川

石川3区 西田氏制す 近藤氏復活 1区馳氏 2区佐々木氏

2017年10月23日 紙面から

 石川県内では、自民党の三人が三小選挙区で勝利した。石川3区は、元県議で自民新人の西田昭二氏(48)=公明推薦=が初陣を飾り、敗れた希望元職の近藤和也氏(43)が比例復活当選した。1区は元文部科学相で自民前職の馳浩氏(56)=公明推薦=が七選、2区は自民前職の佐々木紀(はじめ)氏(43)=公明推薦=が三選をそれぞれ果たした。自民以外が議席を得るのは二〇〇九年八月以来。

 県内小選挙区の投票率は58・16%で、過去最低だった前回を9・00ポイント上回った。前回に次ぐ低さだった。

 石川3区では、解散直前に出馬表明した西田氏が自民県議、首長らによる組織戦を展開し、草の根票を掘り起こした近藤氏を二千百十票差で制した。終盤の本紙世論調査では、西田氏が優勢だったが、その後に近藤陣営が追い上げ、惜敗率で比例復活当選を果たした。

 比例代表北陸信越ブロックでは、立憲民主から比例単独で出馬した金沢市出身で弁護士の松平浩一氏(43)が初当選した。

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