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石川

政権与党の完勝 馳さん意気込み 1区、事務所開き

2017年10月2日 紙面から

支援者を前に決意を述べる馳浩さん=金沢市鞍月で

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 衆院選で石川1区から出馬予定の自民前職馳浩さん(56)の事務所開きが一日、金沢市鞍月であった。馳さんは「政権与党として完勝を目指す迫力で取り組まなければならない」と決意を述べた。

 対北朝鮮外交など政策への理解も求め「みんなで協力して築き上げてきたものを次の時代に残していかなければいけない。その責任がある」と訴えた。

 渋谷弘利連合後援会長は「アベノミクスで日本経済は大きく成長した」と安倍政権の功績を強調した。県議の中村勲選対本部長や岡田直樹参院議員、公明党県本部の増江啓代表、山野之義金沢市長もあいさつし、最後にガンバロー三唱をして士気を高めた。 (並木智子)

支援を訴える黒崎清則さん(中)=金沢市中村町で

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政権審判の機会 黒崎さんが訴え

1区、共産決起集会

 衆院選に向けた共産党の「党と後援会の決起集会」が一日、金沢市中村町の党金沢地区委員会であった。石川1区から出馬する新人の黒崎清則さん(69)が「安倍政権に審判を下す絶好の機会だ」と支援者ら百十人を前にあいさつした。

 黒崎さんは「安倍対小池」の構図とみられがちな現在の選挙情勢の中、党の姿を示していくべきだとし、「安心できる、国民の側に立てる唯一の党として大きな力を広げていきたい」と意気込んだ。

 比例北陸信越ブロックから出馬を予定する前職の藤野保史さん(47)も「ぶれずに筋を通し、国民の立場で頑張る。比例二議席を獲得できるようにお力添えを」と訴えた。 (太田理英子)

支援者と握手を交わす鈴木宏太さん(中)と藤野保史さん(右)=七尾市東湊公民館で

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鈴木さん藤野さん 支援者に勝利誓う

3区と比例決起集会

 衆院選に石川3区から立候補を予定する共産党の新人鈴木宏太さん(36)と、比例北陸信越ブロックから出馬を予定する前職藤野保史さん(47)の決起集会が一日、七尾市東湊公民館であった。支援者ら約百五十人の前で勝利を誓った。

 鈴木さんは希望の党と民進党の合流を「国民不在」と批判し「共産党は国民の声を聞き頑張る」と訴えた。能登の活性化へ、農林水産資源の活用を提唱。「国が林業を大事な産業に位置付ければ、里山はよみがえるはず」と主張した。

 同日投開票の七尾市議選に出馬予定の礒貝和典さんの決起集会も兼ねた。 (中川紘希)

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