石川３区には、民進党の近藤和也氏（４３）と共産党の鈴木宏太氏（３６）が出馬を予定する。近藤氏は二十日も羽咋、かほく両市で朝の街宣。続いて七尾市で支持者を回るなど精力的に動き、夜には街頭に立って演説をした。

　北村氏の引退表明に「突然のことで驚いたが、どなたが相手であっても戦い方に変わりはない」と話す。自民の後任候補の選定状況を気にしながらも「相手候補との争いではなく私を応援してもらえるよう訴えていく」と気を引き締めた。

　鈴木氏は二十日、かほく市や七尾市で街頭演説した。秋元邦宏・党県委員長は「議席獲得に万全の態勢で臨む」と強調。民進党との共闘は「中央の動き次第。まとまれば石川でもすぐに対応する」と述べた。