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石川

衆院選29日投開票なら… 能美市議選 同日へ変更も

2017年9月21日 紙面から

 衆院解散と十月下旬の投開票が急浮上したのを受け、同二十二日に能美市議選の投開票を控える市選管は、日程の変更も視野に入れている。衆院選の投開票が二十九日となった場合、市議選を同日に合わせてダブル選にする可能性がある。任期満了は三十一日。

 衆院選が十月二十二日となって日程が重なった場合は、そのままダブル選とする。衆院選が二十九日となった場合にも、市議選の日程を変えず二十二日とする選択肢もあるが、市選管は「二週連続の選挙となると投票率の低下が懸念される」。ただ、同日選の場合にも人員確保や結了時間の大幅な遅れなどの問題があり、いずれの場合も一長一短がある。

 二〇一三年にあった前回市議選は午後八時五十分に開票が始まり、結了は同十時四十分ごろだった。市選管は「同日選の場合には衆院選の開票作業を優先させる。市議選の結了は日をまたいで午前二時半ごろになるのではないか」と予想する。ただ、過去に能美市議選と衆院選の日程が重なった前例がなく「現段階で正確な予測はできない」という。

 市選管は「二十五日にも首相が衆院解散を表明すると聞いている。今週中に衆院選の投開票が十月二十九日となった場合の対応を決めたい」と話す。 (吉野淳一)

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